花粉症が治った(IHさん)

 10月から岡田先生の料理教室に通いはじめました。生活や体の変化、学んだことのほんの一部ですがレポートします。

 以前の食生活の基本は、朝食:自家製ニンジンりんごジュース、昼食:パン食又は麺類・魚・野菜のおかず、夕食:白米に雑穀を1〜2割程度加えたものと野菜たっぷりのおかず・魚・味噌汁・果物でした。いずれにしても主食よりもおかずの量が多い食生活でした。また、甘いお菓子の間食も毎日のように食べていました。※1

それを、教室に通い始めてからは、朝食:梅生番茶のみ、昼食及び夕食:玄米・野菜のおかず・味噌汁・少量の魚に切り換え、玄米の量を必ずおかずより多くし、よく噛み腹八分目を心がけました。毎日のように食べていたお菓子と果物も止めました。

 すると、玄米食を始めてから3日目に、胸の下辺りに湿疹ができ始め、暫く痒みが続き、すっかり綺麗に治るまで3週間かかりました。教室で報告すると好転反応だと言っていただき、不快な症状ながらも気分は楽しく、安心して過ごすことができました。※2

 私は秋と春の花粉症があったのですが、10月の半ばから玄米食に切り換えて甘い物断ちをしたところ、早くも秋の花粉症の症状が見事に現れませんでした。(勿論その後の春の花粉症にも無縁です。)※3

 玄米食を始めて3ケ月経過する頃には、会う友人毎に肌に透明感が出たと言われることが多くなりました。

 よく噛んで食事をするようになってから、我慢強くなったように思います。昔ならすぐに音を上げていた物事に辛抱強く取り組めるようになりました。また、それまでよく見ていた嫌な夢を見なくなり、寝付きが良くなりました。※4

 先生からは料理の技術は勿論のこと、本当に沢山のことを教えていただきました。人や物に対する「気」のつかい方、万物への感謝の気持ち、いただく食材を余すところなくいただくということ。挙げればきりがないのですが、一番ドキッとしたのは、教室に通うまで持っていた、「自分は物を大切にしている」という驕った気持ちが覆されたことです。野菜で捨てるのは傷んだところだけ、例えば、ニンジンはヘタの部分をくり抜いてそれ以外は全て使い、煮物は汁一滴までも残さない、お茶も飲む分以上は湯呑に注がない等、いただく命を大事にするとはどういうことかを学びました。※5

 私が元気でいるのを見て、周囲の友人が、私の実行している先生の教えに興味を持ってくれることが多くなりました。その中には過去に病気をした人や、健康不安を抱える人もいるのですが、時々先生から教わった料理を一緒に、丁寧に作っています。最初は私の作る玄米菜食に疑問の眼差しで、もっと色々と食べさせようとしていた家族も、全て一緒ではありませんが似たような食事になってきました。今後も先生の教えを大切に、精進していけたらと思います。そして周囲を自然と幸せに巻き込んでいけたらと思っています。※6


 



 恭子から一言
私からの一言というより、
レポートとともに、送ってくださった彼女の言葉をここに、添えます。

★★★
大人の年齢になるとなかなか人に注意してもらう機会が無くなっていくのですが、
時に厳しく(?)注意していただいたことは、本当にありがたく思っています。
我が子のように、生徒の幸せを思って教えてくださる先生には、感謝の気持ちでいっぱいです。
また、様々なエピソードをまじえての先生のお話はいつも楽しく聴かせていただいておりました。
 
半年という短い期間でしたが、濃厚な授業をどうもありがとうございました。
先生からしましたら「まだまだ殆ど何も伝えられていない」と思われるかもしれませんが、
この半年で、(動けるかは別として)私なりに沢山のことを吸収し、頭の中に残せたと思っています。
半年で学んだことをこれからも忘れず、地球規模で物を考えられるように自分自身精進して行きたいと思います。
そしてそんな考えが草の根でも広まっていけば良いとなと思います。
 
※1
この食事を見て、どう思われますか?
日本人の健康食ともいえる、良い食事と思いませんか?
でも、花粉症だったのです。
それを、治した食事のコツは…
1、玄米
2、玄米(主食)より、おかず(副食)を少なくする
3、甘いもの、果物を食べない

の三点でした。

※2
好転反応です。排毒現象です。身体の、また、血液の掃除をしている時に、現れる良くなるための反応です。私が教室を開いた理由の一つは、自分が好転反応が出たとき、相談する人もいなくて、また、好転反応かもわからなくて、心細い思いをしたからです。
 
※3
秋から教室に入った方は、次の春、全員、花粉症が出ません。すでに、この方は、秋から出なくなっていますが…!

※4
夢を見るのは、特に恐い夢を見るのは、血液が汚れているからです。玄米食で血液がきれいになると、夢は見なくなります。

※5
禅宗のお寺の精進料理をいただく時は、最後のお湯を注ぎ、沢庵でお茶碗、器を掃除しながら、そのお湯を飲み干します。残った汁もいただくのです。

※6
よく学んでくださいましたね。まわりの人にも仕合せを伝えてくださっています。